2024.12.03
今すぐにでも結婚したい男性にとって、女性が結婚相手に求める条件や男性がどのように評価されているのか気になる方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、共通した価値観を持っていることに加えて、女性に気を使わせずに一緒にいて楽しいと思わせる男性が好まれます。
本記事では、男女別の結婚相手に求める条件の10項目と併せて、お付き合いする前に知っておきたい結婚相手に妥協してもいいポイントも解説していきます。
男女共同参画白書令和4年版の調査結果によると、男女別の結婚相手に求める条件では、男性・女性ともに「価値観が近い」「一緒にいて楽しい」などが共通して上位にランクされています。
一方で顕著な違いとしては、女性が「経済力・年収」「正規雇用」など経済的な安定を求めているのに対し、男性は女性と比較して経済面は重視していないことです。
ここでは、さらに詳しく男女別の結婚相手に求める条件の違いについて、男性・女性それぞれの理想と現実を踏まえながら解説しますのでぜひ参考にしてください。
男性の理想 | 男性の現実 |
---|---|
価値観が近い 57.2% | 価値観が近い 46.5% |
一緒にいて楽しい 45.9% | 一緒にいて落ち着く・気を使わない 38.4% |
一緒にいて落ち着く・気を使わない 46.0% | 一緒にいて楽しい 37.2% |
容姿・ルックスに好感が持てる 19.1% | 家事力・家事分担できる 16.4% |
恋愛感情がある 18.7% | 金銭感覚が近い 15.6% |
家事力・家事分担できる 17.7% | 仕事への理解 13.7% |
金銭感覚が近い 16.6% | 恋愛感情がある 13.6% |
仕事への理解がある 15.6% | 容姿・ルックスに好感が持てる 12.6% |
子ども好きである 11.0% | 子ども好きである 10.0% |
初婚である 6.2% | 満足いく年収 5.0% |
※参照元:男女共同参画白書令和4年版
男性が結婚相手に求める条件として、理想と現実ともにデータ上もっとも重視しているのは「価値観が近い」ことです。
上位3位までにランクしたのはいずれも女性の内面を重視したものですが、理想の4位にランクしたのは「容姿・ルックスに好感が持てる」という外見を重視した結果となっています。
しかし、現実として考えたときに外見が4ランクも下げた8位となっていることから、多くの男性が結婚相手に求める条件としては妥協している点と言えるかもしれません。
女性の理想 | 女性の現実 |
---|---|
一緒にいて落ち着く・気を使わない 59.7% | 一緒にいて落ち着く・気を使わない 52.1% |
価値観が近い 59.3% | 価値観が近い 45.7% |
一緒にいて楽しい 54.0% | 一緒にいて楽しい 41.3% |
満足いく年収 28.3% | 家事力・家事分担できる 36.8% |
金銭感覚が近い 25.4% | 満足いく年収 32.2% |
家事力・家事分担できる 24.4% | 金銭感覚 24.3% |
恋愛感情がある 23.8% | 子ども好きである 21.5% |
正規雇用である 21.5% | 正規雇用である 19.1% |
容姿・ルックスに好感が持てる 15.8% | 恋愛感情がある 14.5% |
初婚である 9.4% | 親兄弟・親族と上手く付き合う 9.0% |
※参照元:男女共同参画白書令和4年版
女性が結婚相手に求める条件として、理想と現実ともにデータ上もっとも重視しているのは「一緒にいて落ち着く・気を使わない」となっており、上位3位までは順位が異なるだけで男性と変わりません。
興味深いのは女性も理想では「容姿・ルックスに好感が持てる」が9位にランクインしていながら、現実ではランク外となっている点です。
理想としては見た目もカッコいい男性を求めている女性であっても、現実では外見よりも内面や経済面を重視すると言えるでしょう。
「性格も顔もよくて、できればお金持ちがいい」なんて理想ばかりを追いかけていては、いつまで経っても結婚はできません。
そもそも相手があまりに完璧な女性では、一緒に生活を続けていくとかえって居心地が悪くなることもあります。
そこで、理想にこだわり過ぎてますます婚期が遅れないように、結婚相手に求める条件として妥協してもいいポイントを3つご紹介します。
「好きになってしまえば年齢は関係ない」とよく言われるとおり、現実的にも結婚相手に求める条件として年齢は妥協してもいいポイントの1つです。
年齢差がある場合は、世間体が気になったり話題が合わなかったりすることもありますが、決して解決できない問題ではありません。
子どもが欲しい場合は年齢を意識せざるを得ませんが、相手のことが好きならば不妊治療や養子縁組制度の利用も考えて前向きに検討しましょう。
若い頃はどうしても付き合う相手の見た目を重視しがちですが、年齢とともに外見や容姿は衰えていくものです。
結婚相手に求める条件として外見・容姿を重視すると、おばさんと言われる年代になったときに「昔はあんなに綺麗だったのに」と将来の不満の種にもなりかねません。
「美人は三日で飽きる」と言われるように、見た目よりも大事なものはいくらでもあるため、婚期を逃さないように外見や容姿は妥協することも大切です。
結婚相手に求める条件として経済面を重視する女性にとって、男性の学歴は将来の収入に影響を与える重要な要素の1つです。
一方で男性は、余程家柄が良いなど学歴や地位を重視するような家庭でなければ、女性の学歴が低いからといって結婚の障害にはならないでしょう。
ただでさえ、女性よりも男性の方が婚活市場が厳しい中で、結婚相手に求める条件として高学歴まで加えていたら該当する女性を探すのは困難になります。
念願叶って好きな女性と結婚するまでは良かったのに、実際に2人で生活を始めてみると「こんなはずじゃなかった」と後悔するのはよくあることです。
一緒にいても居心地が悪く、金遣いが荒かったり家族に対する思いやりが欠けている人は、そもそも結婚に向いていません。
ここでは、結婚したことを後悔しないために、結婚相手に求める条件として妥協してはいけないポイントを5つご紹介します。
長く幸せな結婚生活を続けたいなら、結婚相手に求める条件として女性と一緒にいるときの居心地のよさは妥協してはいけません。
夫婦の関係になると生活空間を共有する時間が多くなるため、恋人のときには気付かなかった相手の些細な言動や行動にイライラしたり不満を抱えるようになります。
女性の人柄や性格などが自分の思う理想に近ければ、常に一緒でも居心地がよく、心から「結婚して良かった」と思えるようになるでしょう。
前述した男女別の結婚相手に求める条件のデータでも、金銭感覚が近いことは男性・女性ともにランクインしており、妥協してはいけない重要なポイントと言えます。
高級なレストランでの食事が当たり前で、高価な服や貴金属を平気でおねだりしてくるような女性とは、一般的な男性ならば一緒に生活していくのは困難です。
ましてや、浪費癖があったりギャンブル好きの女性と一緒になったら、幸せな結婚生活どころか借金まみれの辛い生活になる可能性もあります。
清潔感や衛生意識も結婚相手に求める条件として、毎日を気持ちよく過ごしたいなら妥協してはいけないポイントの1つです。
服装や髪などの身だしなみを疎かにしていたり、ゴミ屋敷のように部屋が汚かったりすると、共同生活をする中で生理的にも受け付けなくなる恐れがあります。
ただし、女性があまりに潔癖症過ぎると髪の毛1本落ちているだけで注意されるなど、肝心の居心地のよさが損なわれてしまいます。
そのため、恋人のうちに部屋をチェックするなど、衛生意識のレベルがどの程度か許容範囲をチェックしておくと良いでしょう。
女性の家族や親戚との関係性は、結婚を前提にお付き合いするなら決して妥協してはいけないポイントです。
結婚を反対されるような関係性では、たとえ結婚できたとしても盆や正月などにも顔を出すことすら億劫になり、結婚生活の障害にもなりかねません。
また、お付き合いしている女性が自分の家族を大切にしてくれるのかも重要なポイントです。
将来、介護などの問題が発生しても、お互いの家族が支え合いながら乗り切れるように良好な関係を目指しましょう。
価値観が近いことは、男女別の結婚相手に求める条件のデータでも、男性1位・女性2位となっており、決して妥協してはいけないポイントです。
超人気バンドが音楽性の違いで解散することがありますが、価値観の違いも非常によく似ており、夫婦が分かれる原因にも十分なり得ます。
ただし、多少の違いがあっても許容できることもあるため、どのような価値観の違いに強くストレスを感じるのかを事前に確かめておくと間違った結婚を防げるかもしれません。
個々の価値観にはさまざまあり、結婚相手に求める条件として、すべてを重要視しなければいけない訳ではありません。
人生の幕を下ろすまで一緒に生活を続けることを踏まえて、数ある価値観の中でも何に重点を置くのかを考える必要があります。
そこで、結婚を前提にお付き合いする場合に重視するべき価値観について、お互いの価値観の違いを埋めるヒントも交えながら5つご紹介します。
食の好みが共通していると毎日の食事の時間が楽しくなり、料理を通じてコミュニケーションを取る機会も増えるため、自然と夫婦の会話も弾みます。
本当はあまり好きではない料理を女性に気を使って食べ続けているとストレスが溜まり、健康にもよくありません。
食の好みくらい妥協してもいいと思ったことを後悔しないように、少なくとも食の好き嫌いをハッキリ言えるような関係性を築けるようにしましょう。
女性・男性関係なく、悪気がなくてもデートよりも仲の良い友人と遊ぶことを優先してしまう場合があります。
同じ価値観であれば問題ありませんが、そのたびに「なぜ俺よりも友達なんだ」とイライラするようであれば、なかなか結婚まで辿り着くのは難しいでしょう。
特に恋人がいるのに異性と平気で遊んでしまうような女性だと、将来的に浮気をされてしまう可能性も少なくありません。
また、恋人同士といえども、お互いのプライベートに干渉しすぎないように適度な距離感を保つことも大切です。
朝型や夜型など生活リズムが合う女性とは、共有できる時間も長くなり関係性も深まりやすくなります。
しかし、生活リズムが異なる場合、眠いのに夜遅くまでゲームに付き合ったり、朝が苦手なのに相手に合わせて早起きをしなければいけないなど、さまざまな支障をきたす恐れがあります。
また、ライフスタイルがインドア派やアウトドア派なども休日の過ごし方に大きく影響するため、一緒に趣味や運動などを楽しみたいなら同じ価値観の女性を選ぶと良いでしょう。
家庭内における家事や育児に対する考え方も、女性との価値観が合わないと結婚生活は上手くいきません。
「家事や育児は女性がするもの」などといった古い考え方をしていたら、彼女を作ることすらできなくなります。
そのため、自分自身の考え方も新しい時代に合わせて柔軟に変えていきましょう。
共働きならば日々の家事も分担し、子どもが生まれたら男性も育児休暇を取得してイクメンパパとなり、しっかり女性のサポートをしてください。
前述した男女別の結婚相手に求める条件のデータでは、仕事への理解が女性は理想と現実ともにランク外であるのに対し、男性はいずれもランクインという対照的な結果でした。
女性が仕事に熱心な男性に好意を持ってくれればよいですが「私よりも仕事だなんて」と不満を持たれるようであれば、お互いにストレスが溜まるのは避けられません。
また、仕事が辛いという理由だけで転職を繰り返していると、女性からの印象が悪くなるため、しっかりとしたポリシーを持って仕事に向き合うようにしましょう。
本記事では、男女別の結婚相手に求める条件の10項目と併せて、お付き合いする前に知っておきたい結婚相手に妥協してもいいポイントも解説してきました。
男性は女性と比較して結婚するためのハードルが高く、理想ばかり追い求めていると一生独身のまま過ごすことになりかねません。
そのため、結婚相手に求める条件を見つめ直すとともに、女性に求められる男性になれるような自分磨きにも取り組んでください。
男女別の結婚相手に求める条件を踏まえて、自分が妥協できないポイントを整理できたら、あとは女性から求められる魅力的な男性になるだけです。
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結婚相手に求める条件をすべて満たせるような女性と出会えるように、自分自身を磨いて女性から振り向いてもらえるような男性になってみませんか。